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「父ノ背中」あびつんインタビュー リスナーはプライベートの友達と変わらない

日本最大級のリーチを誇るプロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」の中でも、フレンドリーなキャラクターで多くのファンを獲得するあびつんさん。プロゲーマー、ストリーマー、あるいは熱狂的な水樹奈々さんのファンと多彩な一面を持つあびつんさんに、現在までの道のり、そして将来について伺った。



名前の由来は自身で飼っている猫から


―― まずはプレイヤーネームの由来から教えてください。
あびつん:これは略称で、正式には「アビシニアン ツンデレコ」なんですよ。アビシニアンというのは猫の種類ですけど、家で飼っている猫がちょうどそれだったんです。そしてその猫に「アビシニアン ツンデレコ」と名付けて、やがて自分の名前にも使い始めた経緯があります。

―― 猫は昔から好きなんですか?
あびつん:犬も飼っているんですけど、猫は今4匹いて、やっぱり猫のほうが生活の中心になりますよね。猫って気ままで、好きなように生きていて、構ってほしいときだけ近づいてきて、そんな姿を見ているだけでも癒やされますよね。

 

―― あびつんさんは『バトルフィールド』シリーズをよくプレイしている印象ですが、この作品との出会いはいつ頃になりますか?
あびつん:最初となると10年ほど前、PS3で『ファイナルファンタジーXIII』が発売されたじゃないですか。僕、『FF』シリーズの大ファンで、学校をサボってまで買いに行ったんですけど、あまり熱中できなくて…(笑)。なにか他に良いゲームはないかと思って買ったのが、今度は『コールオブデューティー モダン・ウォーフェア2』でした。そこで初めてFPSにハマりました。やがてゲーム用のPCも買いまして、最初に買ったPCゲームが『バトルフィールド3』だったんです。

―― 『FF』が好きという話もありましたが、さらに遡って、子供のころはどんなゲームを遊んでいましたか?
あびつん:小学生のころからゲームっ子で、友達の家に行って『スマブラ』や『マリオカート』とかを遊んでました。ゲームキューブが発売されてからは学校に行く前に『ゼルダの伝説 風のタクト』を少しずつ攻略するのが日課でしたね。

―― FPSだけでなく、RPGもかなりやり込んでいたんですね。
あびつん:そうですね。今言ったゲーム以外にも『テイルズ』や『ドラクエ』も遊んできましたし、本当に色んなゲームで育ってきました。

―― その中で、現在メインでプレイされているFPSにはどんな魅力を感じていますか?
あびつん:オンラインでのシューティングを初めて体験したのが『メタルギアオンライン』で、あれはTPSなので周囲の状況を把握しやすいじゃないですか。そこから初めてFPSに触れたとき、「こんなに情報が制限されるのか」と驚いたのを覚えています。でも、情報が制限されるのはFPSの魅力とも思っていて、相手の動きを予測して、本当に戦っている気分になれるんです。

―― 今後も新作は多数発売され、あびつんさんもプレイすると思いますが、ゲームを選ぶときはどんな点に気をつけますか?
あびつん:買う前に気にすることは実は少なくて、話題になったゲームはとりあえず触ってみるように心がけています。とりあえずやってみて、面白いかどうかを自分自身で感じることが大切だと思うんです。自分に合っていれば続けられるし、逆に合っていなければ、どんな話題作でも続けることは難しいです。



プロへの道は、実力を示して叶ったという


―― プロになろうと考えたきっかけについて教えてもらえますか。
あびつん:元々BYCMというチームがありまして、『バトルフィールド4』のころに僕が加入したのが始まりです。僕が個人で大会に出場したとき、BYCMのメンバーを次々に倒して目をつけてもらうという、振り返るとシンデレラストーリーみたいなことがありましたね(笑)。

―― その後、父ノ背中に移籍することになったと。
あびつん:父ノ背中に入ったのは前身のHOME時代にてるさんと知り合う機会があって、僕のほうからPRしてたのが実った形です。その当時から父ノ背中はかなり有名で、加入できることになったときは本当に嬉しかったですね。

―― プロになったことで、生活に変化はありましたか?
あびつん:BYCMに所属していたころはまだ働いていたんですけど、明確にプロゲーマーというやりたいことが見つかり、辞めたことが最大の変化ですかね。

―― 父ノ背中の中で、特にゲームが上手いと感じるメンバーはいますか?
あびつん:カッキーさんですね。エイムもさることながら、次の一手を読んでる、読んだ上で撃ち始めているのは、あの人にしかできないことです。自分より歳上なのにまったく衰えないですし、なにより頭が良いんでしょうね。

―― では、仲の良いメンバーというと?
あびつん:東京に来たときは毎回てるさんと行動してます。僕は石川県、てるさんは北海道に住んでますけど、上京するタイミングは大体同じですからね。なのでいつも飲みに行ったりしてます。あとは一方的かもしれないですけど、Appleが大好きです。メンバーと食事に行くときはいつもAppleが隣りにいるんです。Appleはあまり感情を表に出さないですけど、なんか馬が合うんですよね。



自身の支え、母親の優しさに背中を押される


―― 普段は石川県に住んでいるそうですが、東京に拠点を移さない理由はなにかあるのですか?
あびつん:今までずっと母子家庭で育ってきて、母親のことを考えると1人にはさせられなくて。親離れできていないだけかもしれないですけど(笑)。母はプロゲーマーになるときも「好きなようにしなさい」と言ってくれたし、今でも一番の理解者です。

―― 今の話しだけでも、お母様のことをとても大切にしているのがよく分かります。
あびつん:そうですね。僕、水樹奈々さんの大ファンなんですけど、一緒にライブに行ったりしますもん(笑)。

―― そういえば、水樹奈々さんのファンであることも公言していますよね。
あびつん:出会ったのは10年以上前、『魔法少女リリカルなのは』を見たときです。主題歌の「ETERNAL BLAZE」を聞いて「なんだこの歌の上手い人は!?」と衝撃を受けて、それからすぐにアルバムも買いました。それでライブにも行ったらまた衝撃で、一生この人のファンでいようと決めました。水樹奈々さんの歌は力の源ですし、ライブは地元に限らず、極力全部に足を運ぶようにしています。

―― あびつんさんはストリーマーとしての一面もありますが、プロゲーマーとしての活動とどちらをメインにしているのでしょうか。
あびつん:現在はストリーマーがメインですね。もっとも、選手基質な性格でもあるのでFPSなど対戦ゲームの動画が多いですし、プロゲーマーとしての目標もしっかり定めているつもりです。

―― 動画を投稿するときは、どんなところにこだわりますか?
あびつん:みんなでワイワイやってるやつに関してはありのままを見せるように意識しています。自分が1人で出るときは、はっきりと喋ることを心がけています。解説とかも、他の人ではなかなか聞けないところまで丁寧に説明することがこだわりですね。

 

―― 現在はFPSの動画がメインになっていますが、RPGなどの動画を投稿する予定は?
あびつん:それは今のところないです。アップしたところで見てくれる人がどれだけいるかは分からないですし、視聴者が求めているものを最優先で見せたいんです。

―― ファンとのコミュニケーションで意識していることはありますか?
あびつん:TwitterでリプライやDMが来たら必ず返すようにしていますし、動画のコメントも暇さえあればすべてチェックして返信します。さすがに最近は数百件のコメントが来ることもあって、返しきれないこともあるんですけど(笑)。僕はリスナーを大事にすることをモットーにしているので、大変と思うことがあっても、これだけはブレずに続けていきたいです。

―― ファンから自分自身がどのように見られていると思いますか?
あびつん:ゴリラ一択ですね(笑)。コメントでもゴリラがどうの、バナナがどうのといったものばかりですよ。でも、いじられるからこそ現在のキャラクターがあると思いますし、なによりツッコミ返すのも楽しいです。そういう意味でも、リスナーとはプライベートの友達と変わらない感覚で接していますし、今後も変えないでいきたいです。

―― 今後も目標や夢があれば教えてください。
あびつん:まずはYouTubeの登録者数を10万人にすることが目標です。そのためにも引き続き新作をプレイして、動画をアップしていくつもりです。その次に東京に拠点を持つことです。もっと稼いで、新幹線で石川と東京を頻繁に行き来できるような生活を目指しています。



様々なゲーム経験を生かして、これからの父ノ背中へ貢献する


あびつんさんは今回のインタビューでも、YouTubeで見せるトーク力をいかんなく発揮してくれた。底抜けの明るさは誰もが知るところだが、その裏には強い信念を持って父ノ背中の活動を続けていることもよく分かるインタビューになったと思う。

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